Photoshopで1つの画像を、画面いっぱいに敷き詰めた背景画像の作り方を紹介します。
パターンをいくつか作っておけば後から応用が効く便利な機能なので、デザインをされる方はぜひ知っておいて下さい。
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関連Photoshopで背景を透明にする方法
画像をランダムに配置し背景に敷き詰める方法
Photoshop(フォトショップ)の機能を使い、1枚の画像を背景全体に敷き詰めたデザインをつくっていきます。
背景が透明な画像を用意
まずは、埋め尽くしたい画像を用意します。
今回は、透過PNG素材がダウンロードできる「Pngtree(ピングツリー)」さんでお花の画像をダウンロード
Pngtree:https://ja.pngtree.com/
他のPNG素材サイトは
-
【無料】背景が透明なイラスト素材サイト【透過PNG素材】
続きを見る
ダウンロードした画像をPhotoshopで開きます。
背景が透明じゃない場合は、切り抜いて透明にします。
方法は下記記事にて紹介しています。
関連Photoshopで背景を透明にする方法
関連「透過PNG」の作り方・保存方法まとめ
ダウンロードしたままだと、サイズが大きすぎたので調整しておきます。
縦横500pxの正方形画像にしました。
パターンを定義
次に、用意した画像を「パターン」として登録します。
先ほどの背景を透明にした画像を、周囲に余裕を持たせて選択。
上の「編集」メニューから「パターンを定義」をクリック
後から見てもわかるようにパターン名をに「花」とつけてOKボタン。
塗りつぶすアートボードへ
ここまでが下準備。
あとは塗りつぶしたいアートボードを開いて
(ここではA4のアートボードを新規で開きました。)
上の「編集」メニューから、こんどは「塗りつぶし」を選択。
出てきた塗りつぶしウィンドウに
- 内容 : パターン
- カスタムパターン : さっき登録したパターン
- スクリプト : ランダム塗り
- 描画モード : 通常
- 不透明度 : 100%
を入力しOK。
その後、出てきたプレビューを確認しながら数値を調整します。
- 密度
- 最小パターンの比率
- 最大パターンの比率
- パターンを回転
- カラーのランダム度
- 明るさのランダム度
敷き詰め背景の完成
今回はなるべく
- サイズのばらつきを少なく
- カラー・明るさのランダム度も少なく
を意識して、画面を埋め尽くすよう設定しました。
アレンジサンプル
1度パターンとして登録しておくと、数値や設定を変えるだけで色んな見せ方が楽しめます。
カラーのランダム度を高く
さっきの設定のまま「カラーのランダム度」の数値を高くすると、カラフルなお花に。
明るさのランダム度を高く
「明るさのランダム度」の数値を高くすると、こんな感じ。
ランダム塗りを「レンガ塗り」に
また、塗りつぶし方を「ランダム塗り」から「レンガ塗り」に変更すると画像を均一に整列させて見せることも!
ファブリックや壁紙のデザインに使えそうですね。
ランダム塗り「螺旋塗り」に
「螺旋塗り」に変更すると画像をうずまき状に並べることも簡単に出来ます。
まとめ:画像を背景いっぱいに敷き詰める方法
Photoshopで1つの画像を「パターン」として登録し、背景全体を塗りつぶす方法を紹介しました。
「パターン」として1度登録しておくと並べ方や色味はその都度、調整できるのでアレンジが効きますよね。
背景デザインに悩んだら、1度試してみてください。
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