Illustrator(イラストレーター)で、イラストや文字などのオブジェクトを
- 左右に反転
- 上下に反転
- 反転させてコピー
- 基準点を決めて反転
する方法を紹介します。
よく使う機能なので覚えておいてください。
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オブジェクトを反転させる方法
Illustrator(イラストレーター)で、イラストや文字などのオブジェクトを反転させる方法を紹介します。
![イラレでオブジェクト反転:イラストを準備](https://hyakuyattsu.com/wp/wp-content/uploads/2023/05/illust_reversal_02.jpeg)
こちらのオシャレなイラストを反転させてみます。
![「イラストAC」さんよりダウンロード](https://hyakuyattsu.com/wp/wp-content/uploads/2023/05/illust_reversal_01.jpeg)
イラストは、別の記事でも紹介した「イラストAC」さんからダウンロードさせてもらいました。
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左右に反転
まずは1番よく使う「左右」に反転します。
反転させたいオブジェクトを選択します。
![イラレでオブジェクト反転:「リフレクト」機能を使用](https://hyakuyattsu.com/wp/wp-content/uploads/2023/05/illust_reversal_04.jpeg)
上部メニューの「オブジェクト」→「変形」→「リフレクト」をクリック。
![イラレでオブジェクト反転:垂直軸で反転](https://hyakuyattsu.com/wp/wp-content/uploads/2023/05/illust_reversal_05-1.jpeg)
表示された「リフレクト」ウィンドウで
リフレクトの軸を「垂直」を選択
して「OK」ボタンを押すと、選択したオブジェクトが左右に反転します。
上下に反転
続いて、上下に反転。
![イラレでオブジェクト反転:水平軸で反転](https://hyakuyattsu.com/wp/wp-content/uploads/2023/05/illust_reversal_06.jpeg)
同じく「リフレクト」ウィンドウで
リフレクトの軸を「水平」を選択
して「OK」ボタンを押すと、選択したオブジェクトが上下に反転します。
反転させてコピー
![イラレでオブジェクト反転:「コピー」で複製も](https://hyakuyattsu.com/wp/wp-content/uploads/2023/05/illust_reversal_06_2.jpeg)
最後を「OK」ボタンじゃなく、左端の「コピー」ボタンを押すと、
![イラレでオブジェクト反転:反転したオブジェクトが複製](https://hyakuyattsu.com/wp/wp-content/uploads/2023/05/illust_reversal_07.jpeg)
元のオブジェクトはそのままで、もう1つ反転したオブジェクトを作ることができます。
基準点を決めて反転
基準点を決めて反転させたい場合は、ツールパレットの「リフレクトツール」を使います。
![基準点を決めて反転:リフレクトツールを使用](https://hyakuyattsu.com/wp/wp-content/uploads/2023/05/illust_reversal_10.jpeg)
オブジェクトを選択して、リフレクトツールを選択します。
![基準点を決めて反転:基準点を「⌘」キーを押しながらクリック](https://hyakuyattsu.com/wp/wp-content/uploads/2023/05/illust_reversal_12.jpeg)
基準にしたいポイントを「⌘」キーを押しながらクリック。
リフレクトウィンドウが表示されるので、軸の向きを選択します。
![基準点を決めて反転:基準点を軸に左右に反転](https://hyakuyattsu.com/wp/wp-content/uploads/2023/05/illust_reversal_13.jpeg)
- リフレクト軸:垂直
- コピー
を選択すると、基準にしたポイントを軸に左右に反転させることができます。
「反転」の使用例
「リフレクト」機能の使用サンプルをいくつか紹介します。
人や物の影を簡単に作る
![イラレでオブジェクト反転:反転したオブジェクトが複製](https://hyakuyattsu.com/wp/wp-content/uploads/2023/05/illust_reversal_07.jpeg)
先ほど紹介した「上下反転」+「コピー」したイラストを、
![「反転」の使用例1:上下反転させた足元へ移動すると](https://hyakuyattsu.com/wp/wp-content/uploads/2023/05/illust_reversal_08.jpeg)
そのままイラストの足元まで持っていきます。
![「反転」の使用例1:人や物の影が簡単に作れる](https://hyakuyattsu.com/wp/wp-content/uploads/2023/05/illust_reversal_09.jpeg)
足元のイラストを、グレーに塗りつぶすと、
人や物の影を簡単に作ることができます。
使うことの多い「×(かける)」も
何かと使う機会が多い「×(かける)」も、反転を使えば簡単に作れます。
![「反転」の使用例:斜め45度に線を1本引く](https://hyakuyattsu.com/wp/wp-content/uploads/2023/05/reversal_sample_01.jpeg)
まずは「直線ツール」でナナメ45度の直線を1本引きます。
![「反転」の使用例:左右に反転さえてコピー](https://hyakuyattsu.com/wp/wp-content/uploads/2023/05/reversal_sample_02.jpeg)
この直線を「反転(左右・上下どちらでもOK)」+「コピー」を実行
![「反転」の使用例:よく使う「×(かける)」が簡単に作れる](https://hyakuyattsu.com/wp/wp-content/uploads/2023/05/reversal_sample_03.jpeg)
簡単に、よく使う「×(かける)」が作れます。
文字の反射にも
![「反転」の使用例:文字を反射させる](https://hyakuyattsu.com/wp/wp-content/uploads/2023/05/reversal_sample_04.jpeg)
テキストにも「反転」は使えます。
文字を反転させると、鏡面反射している表現が簡単に作れます。
![「反転」の使用例:文字を上下反転させてコピー](https://hyakuyattsu.com/wp/wp-content/uploads/2023/05/reversal_sample_05.jpeg)
イラストの時と同じように、テキストを選択し「上下に反転」
ちょうどテキストの下に付くように配置します。
![「反転」の使用例:グラデーションを整える](https://hyakuyattsu.com/wp/wp-content/uploads/2023/05/reversal_sample_06.jpeg)
あとは、反転させた文字をグラデーションにし調整。
文字が反射している表現が簡単にできました。
まとめ:オブジェクトを反転させる方法
イラレで、オブジェクトを反転させる方法を紹介しました。
使用例で紹介した表現も含めて、よく使う機能なのでショートカットキーに登録しておくことをオススメします。
初期設定ではショートカットキーが設定されていません。
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