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どっちがいい?写ルンです!とkodac FunSaverを徹底比較【撮り比べ】

【撮り比べ】写ルンです!とkodac FunSaverを徹底比較

以前の記事で、富士フイルムの「写ルンです!」とKodak(コダック)の「 FunSaver(ファンセーバー)」をご紹介しました。

今回は2つのカメラでどっちを買おうか迷っている方の参考に、2つのカメラを価格や持ち運びのし易さ・フィルムの明るさ・作例など、あらゆる面から比較してみました。

検証してみた結果を下記の表↓にまとめました。

比較項目写ルンです FunSaver
販売価格1,958円2,618円
大きさ小さい!若干大きい
重さ軽い!若干重い
フラッシュの使いやすさ連続しやすい誤操作しにくい
フィルムの明るさISO 400ISO 800
写真の色味赤みが強く出る青みが強く出る
写ルンです!とkodac FunSaverの比較表

それぞれのカメラ個別の紹介記事はコチラ↓からご覧いただけます。

あわせて読みたい富士フイルムの使い切りカメラ「写ルンです!」
あわせて読みたいkodak「 FunSaver(コダック ファンセーバー)」が侮れない!

フィルムカメラとは?その魅力は?

フィルムカメラとは、カメラにフィルムをセットしシャッターを切った瞬間的にフィルムの表面には光をあて「化学反応」を起こし画像を記録しています。

デジタルカメラは、これを電気信号によって処理をして画像にしています。

デジカメにはないフィルムカメラの魅力をいくつかご紹介します。

1枚1枚の写真を大切に

フィルムカメラはデジタルと違って、カメラにセットしたフィルム限度枚数分しか撮影できません。

それはデメリットとも取れますが、限りがあること1枚1枚に込める想いが違ってきます。

連写でパシャパシャと何パターンも撮影が出来ないからこそ、この画角・構図で良いのかしっかりと考えて撮影された1枚は、いつもより思い出に残る1枚になるはずです。

現像するまで見れないワクワク感

また、そんな想いを込めて撮影しても、その写真をすぐに観ることはできません。

フィルムを限度枚数まで使い切り、カメラ屋さんに持っていき現像をお願いします。

現像は、撮影したフィルムを専用の薬剤で処理して、ネガと呼ばれる人の目に見えるようにする処理のこと。

そうしてやっとどんな写真が撮れているのか確認することができます。

現像から上がってくるまでのワクワク感はデジタルカメラには無い魅力の1つです。

「写ルンです!」と「コダック ファンセーバー」比較

「写ルンです!」と「ファンセーバー」を

  • 販売価格
  • 大きさ
  • 重さ
  • フラッシュの使いやすさ
  • フィルムの明るさ
  • 写真の色味

こちらの項目で比較してみます。

金額で比較

まずは2つのカメラの販売価格を比べてみます。

  • カメラ屋さん
  • 家電量販店
  • ネット

で調査して、1番安かった所の金額を比較!

※価格は調査時のものです。
変更している場合がありますのでご注意ください。

ドン・キホーテ:「写ルンです」の販売価格は?
ドン・キホーテ:「写ルンです」の販売価格は?

写ルンです!

1,958円

FunSaver

2,618円

と、後ほど紹介するフィルムの明るさによる金額差かもしれませんが、

少し写ルンです!の方がお求めやすい金額でした。

関連「写ルンです」が1番安いのはどこ?
関連kodak(コダック)ファンセーバーが1番安い場所は?

大きさで比較

続いて大きさを比較してみます。

フジカラー「写るんです!」と「FunSaver(ファンセーバー)」を並べて置いてみると、大きさは若干「写るんです!」の方が小さいことがわかります。

インスタントカメラ「フジカラー写るんです!」とコダックファンセーバーの大きさ比較
「写るんです!」と「ファンセーバー」大きさ比較

詳しい寸法はこちら↓

写ルンです!

横幅:108mm
高さ:54mm
厚み:34mm

FunSaver

横幅:127mm
高さ:64mm
厚み:44mm

やはり「写るんです!」の方が一回り小さいです。
ポケットに入れて持ち運ぶのにもどちらも小さくて便利なサイズ感です!

ストラップ穴もあって


さらに「写るんです!」には、ストラップを通せる穴までついています。

地味に嬉しい!

daruma108
daruma108

重さで比較

大きさは「写るんです!」の方が小さい事がわかりました。
それでは重さはどうなのか比べてみます。

写ルンです!

重さ:90g

FunSaver

重さ:117g

やはり重さでも「写るんです!」の方が若干ですが軽く持ち運びしやすいということですね。

フラッシュの使いやすさで比較

次は写ルンです!とファンセーバーのフラッシュボタンの違いについて見てみましょう。

写ルンです!

インスタントカメラ「フジカラー写るんです!」のフラッシュの付け方
写ルンです!のフラッシュボタン

写ルンです!はスイッチを「ON」にするとOFFにするまで、ずっと付きっぱなしの状態になります。

メリット
連続フラッシュ撮影に便利!片手撮影可能

デメリット
「付きっぱなし」が発生する恐れがあり

FunSaver

「写ルンです!」と「コダック ファンセーバー」フラッシュの使いやすさ比較写真2
ファンセーバーのフラッシュボタン

ファンセーバーの方は押しっぱなしにしていないとフラッシュが付かない作りになっています。

メリット
「付きっぱなし」が発生する恐れがない

デメリット
フラッシュ撮影の時、両手が塞がる

こちらは一長一短ですが、個人的には写ルンです!の「ON」にしっぱなしに出来る方が便利だと思います。

片手で撮影できるようになるのが、ありがたいですね。

フィルムの明るさで比較

それぞれのカメラの中に入っているフィルムの感度、明るさを比べてみます。

「写ルンです!

ISO:400

FunSaver

ISO:800

写ルンです!はISO400ファンセーバーはISO800のフィルムが入っているので、フィルムの明るさはファンセーバーの方が明るいフィルムが入っています。

これを考えると価格の違いは仕方がないかな、と思います。

「写ルンです!」と「コダック ファンセーバー」フィルムの明るさ比較写真1
写ルンです!のISO400フィルムの写真
「写ルンです!」と「コダック ファンセーバー」フィルムの明るさ比較写真2
ファンセーバーのISO800フィルムの写真

こちらの写真は、同じ場所・同じタイミング2つのカメラで撮り比べてみた写真です。

どちらもフラッシュなしで撮影しましたが、やはりファンセーバーのISO800フィルムの方が明るい写真が撮影できました。

作例で比較

それでは双方のカメラで同じ場所・同じタイミング・同じ条件で撮影した写真を他にも比べて見てみましょう!

写ルンです!の作例1
【写ルンです!】
Kodak FunSaver(コダック ファンセーバー)の作例!
【Kodak FunSaver(コダック ファンセーバー)】
写ルンです!の作例2
【写ルンです!】
Kodak FunSaver(コダック ファンセーバー)の作例2
【Kodak FunSaver(コダック ファンセーバー)】

単純に明るさだけ見比べると、やはりKodak「FunSaver(ファンセーバー)」の方が明るい写真が撮影できました。

ただ、2つのカメラでは仕上がりの色味が全然違う写真が出来上がりました。

写ルンです!の作例3
【写ルンです!】
Kodak FunSaver(コダック ファンセーバー)の作例3
【Kodak FunSaver(コダック ファンセーバー)】

こちらの夕方ごろの空を撮影した写真が、色味の違いがよく出ています。

左の「写ルンです!」の写真は、赤みが強く出ていて夕焼けの写真が強く出ています。
ところが、右の「ファンセーバー」の写真では、青みが強く出ているため青空の写真に見えます。

2つのカメラの違いは

写ルンです! → 赤みが強くでる
ファンセーバー → 青み(緑み)が強くでる

さらに言い換えると

写ルンです! → 赤みが強くでる = 人物や食べ物を撮るのに向いてる
ファンセーバー → 青み(緑み)が強くでる = 空や自然・景色を撮るのに向いてる

と、言えると思います。

まとめ:写ルンです!とkodac FunSaverを徹底比較

多くのカメラ屋さん・家電量販店などで買える2つのレンズ付きフィルム

  • 写ルンです!
  • FunSaver(ファンセーバー)

比較しました。

比較項目写ルンです FunSaver
販売価格1,958円2,618円
大きさ小さい!若干大きい
重さ軽い!若干重い
フラッシュの使いやすさ連続しやすい誤操作しにくい
フィルムの明るさISO 400ISO 800
写真の色味赤みが強く出る青みが強く出る
写ルンです!とkodac FunSaverの比較表

明るいフィルムが入っている分、FunSaverの方が少しお高め!

2つのカメラでどっちを買おうか迷った時は「何を撮りたいか」によって選択を!

  • 人物や食べ物など ⇨ 「写ルンです!
  • 風景や景色 ⇨ 「FunSaver

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もっと2つのカメラの撮り比べを見たい」という方はぜひ2ページ目もご覧ください。

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